季節の変わり目になると、「そろそろ衣替えしなきゃ…」と思いながら、なかなか手がつけられない。
そんな人も多いのではないでしょうか。
まだ暑い日もあるのに、服を全部出して、洗って、たたんで、しまって…と考えるだけで、気が重くなってしまいますよね。
結論からお伝えすると、
衣替えがめんどくさいなら、服を一度に全部入れ替えなくても大丈夫です。
よく着る服を手前に出して、しばらく着ない服だけを奥に移す。
それだけでも、作業はぐっと小さくなりますよ。
この記事は、エステーの公式サイト、および住宅・収納メーカーの公式情報をもとに整理しています。
まずは、どうして毎回こんなに大変に感じるのかから見ていきましょう。
衣替えがめんどくさい理由は作業が重なるから
最初に、衣替えの何がしんどいのかを考えてみます。
衣替えが面倒なのは、服の入れ替えだけでなく、洗濯・仕分け・収納を全部同じ日にやろうとしてしまうからです。
収納から夏服を出して、冬服をしまって、サイズが合わなくなった服を選び直して。
そのうえ洗濯や防虫対策まで一度に済ませようとすると、せっかくのお休みが丸ごとつぶれてしまいますよね。
家族の服も一緒となれば、考えることは人数分だけ増えていきます。
服の出し入れを負担に感じている人は、決して少なくありません。
面倒に思うのは、あなたにやる気が足りないからではありません。
やることが一日にぎゅっと詰まりすぎているだけなんですね。
まずは「今着る服を取り出す」ことだけを今日の作業にすると、衣替えはぐっと始めやすくなります。
衣替えを全部しない方法はある?
次に、全部を入れ替えずに済ませる方法を見ていきましょう。
収納に少し余裕があるなら、季節ごとに全部しまわず、服の置き場所を前後で入れ替えるだけでも十分です。
ハンガーに掛けられる服は一年中同じ場所に置いておき、今着るものだけを手前に寄せます。
引き出しなら、上の段と下の段、または手前と奥を入れ替えるだけ。
季節外の服を別の部屋や重いケースへ何度も運ばなくて済むので、体もずいぶん楽になりますよ。
ただ、厚手のコートや真夏にしか使わない水着まで、全部を目に見える場所に置いておく必要はありません。
使う時期が短いものだけをまとめてしまっておき、普段着は動かしやすくしておくと、収納も窮屈になりにくいです。
「衣替えをしない」というのは、服の手入れをしないという意味ではありません。
服を動かす回数は減らして、汚れや湿気への手入れだけはしっかり残す。
そんなイメージで考えてみてください。
出し入れの回数が減れば、毎年の衣替えは「全部やり直す」作業から「使いやすい場所に動かす」作業に変わります。
衣替えが楽になる収納の置き方
服を動かす手間は、収納の置き方しだいでも変わってきます。
同じ種類の服を同じ場所にまとめて、季節によって手前と奥を入れ替えるだけにしておくと、次に何を出せばいいか迷わなくなるはずです。
まず、毎週のように着る服を、取り出しやすい高さに集めましょう。
季節の変わり目にも着る薄手の羽織りや長袖は、しまいきらずに残しておくと便利です。
朝に「今日は暑いかな、寒いかな」と迷っても、すぐに組み合わせを変えられますよね。
収納ケースに服をぎゅうぎゅうに詰めこむと、奥の服が見えず、取り出すたびに崩れてしまいがちです。
少しだけ空きを残して、ケースの中身が分かるようにしておけば、次のシーズンに「あの服どこだっけ?」と探す手間も減ります。
ハンガーに掛けたほうがいい服は掛けたまま、伸びやすいニットはたたむなど、服に合わせて分けるのも大切なポイント。
全部を同じ方法にそろえるより、傷みにくくて取り出しやすい形を選んでみてください。
収納グッズを買い足す前に、服の置き方を変えるだけでも、衣替えの手間はかなり減らせます。
衣替えは服を減らすと楽になる?
収納を見直しても、服が入りきらないこともありますよね。
服を減らすと衣替えは楽になりますが、「1年着なかったら必ず捨てる」と決めてしまう必要はありません。
冠婚葬祭の服や、着る機会が少ない季節の服まで同じ基準で判断すると、あとで「とっておけばよかった」と困ることもあります。
まずは、サイズが合わなくなった服、傷みが気になる服、似たような服が何枚もあるものから見直してみましょう。
迷う服は、その場で捨てるかどうか決めなくても大丈夫です。
別の場所にまとめておいて、次の季節になってもやっぱり手が伸びなかったら、そのときに見直せば十分。
無理に一気に減らそうとすると、服を選ぶこと自体が嫌になってしまいます。
服を減らす目的は「捨てること」ではなく、今着たい服をすぐ取り出せるようにすることです。
衣替えで服をしまう前にすること
作業を減らすときでも、ここだけは省かないほうがいい、という部分もあります。
しばらく着ない服は、汚れを落として、しっかり乾かしてからしまいましょう。
汗や皮脂、食べこぼしは衣類につく虫のえさになってしまうので、しまう前に洗濯やクリーニングをしておくと安心です。
洗ったあとに湿り気が残ったまましまうと、カビや黄ばみの原因にもなってしまいます。
久しぶりに出した服から、においや汚れが気になったことはありませんか。
せっかく入れ替えの手間を省いても、次のシーズンにすべて洗い直すことになれば、かえって手間が増えてしまいますよね。
しまう前のひと手間は、未来の自分を楽にするためのものなんです。
防虫剤を使うなら、パッケージに書かれた量や置き方を確かめてから使いましょう。
違う種類の防虫剤を一緒に使うときも、注意書きを読んでおくと安心です。
「入れ替えは省いても、汚れと湿気の対策は省かない」と決めておけば、楽さと服の手入れの両方を守れます。
衣替えはいつすればいい?
「いつやればいいか決められなくて、つい後回しに…」という人もいますよね。
衣替えを一日で終わらせる日を決めるより、朝晩の気温に合わせて、必要な服から出していくほうが続けやすいです。
10月でも、昼間は半袖で過ごせる日がある一方で、朝晩は羽織りものがほしくなる日もあります。
季節が変わったからといって、薄手の服をすぐに全部しまってしまうと、暑い日が戻ってきたときにまた出すことになりかねません。
ここ数日で着そうな服だけを手元に残して、出番がなくなった服から少しずつ洗ってしまっていけば十分です。
家族の服も、全員分を同じ日に終わらせなくて大丈夫ですよ。
季節の変わり目は服を少し残しておくくらいがちょうどよく、出したりしまったりを繰り返さずに済みます。
衣替えを短時間で終える順番
最後に、実際に手を動かすときの進め方を見ていきます。
最初は、引き出し一つか、ハンガーラックの一部分だけに範囲を絞ってみましょう。
まず今週着る服を取り出して、空いた場所に季節外の服を移します。
次に、しばらくしまう服の中から、洗濯するものだけを分けていきましょう。
収納を全部空っぽにしなくても、順番さえ決めておけば十分です。
たたみ直しやケースの掃除まで一度に始めてしまうと、途中で時間切れになって、部屋に服が出しっぱなし…ということになりがちですよね。
家事の合間なら「今日は上の段だけ」と決めておくほうが、「終わった!」という達成感も味わえます。
一回で完璧に終わらせなくても、着たい服がすぐ取り出せれば、その日の衣替えは成功です。
年末に大掃除をするなら、そのタイミングで冬物の置き場所を見直すのもひとつの方法です。
大掃除を無理なく済ませる方法は、次の記事でまとめています。
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大掃除をしないのはダメ?年末にしない人の割合と困らない済ませ方
大掃除をしないのはダメなのか。年末に大掃除をしない人は4割前後いて、多い理由は「普段やっているから」です。しないとどうなるのか、やらない方がいい日はあるのか、最低限ここだけ済ませる場所、家族と意見が違うときの考え方まで解説します。
衣替えがめんどくさいときのよくある質問
衣替えをしないと服は傷みますか?
入れ替えをしないことより、汚れや湿気が残ったまましまうことのほうが心配です。しばらく着ない服は、洗ってしっかり乾かしておきましょう。
衣替えがなかなかできないのはなぜですか?
自分や家族の服を一度に片づけようとすると、作業がとても大きくなってしまいます。まずは一か所だけ動かす方法なら、気軽に始められますよ。
1年着ていない服は捨てるべきですか?
すぐに決めなくて大丈夫です。礼服のように着る機会が限られる服もあります。サイズや傷み具合、また着たいかどうかで考えてみてください。
秋物を出す日は決めたほうがいいですか?
決まった日に全部入れ替える必要はありません。近いうちに着る服だけ先に手元に置いておけば、暑さが戻っても困りにくいです。
防虫剤は必ず必要ですか?
服の素材やしまっておく期間に合わせて考えましょう。使う場合はパッケージの説明を確かめて、洗濯と乾燥も忘れずにしておくと安心です。
狭い部屋でも入れ替えを減らせますか?
今着る服と一年中着る服を取りやすい場所に残し、季節限定の服だけを別にまとめれば、収納が小さくても動かす量を減らせます。
まとめ
衣替えがめんどくさいと感じたら、「全部の服を一日で入れ替える」という考えを、いったん手放してみてください。
今週着る服を手前に出して、季節限定の服だけを動かすようにすれば、作業はずっと小さくなります。
しばらくしまう服は洗ってしっかり乾かしておけば、次の季節も気持ちよく着られるはずです。
毎年の衣替えが、少しでも気楽なものになるといいですね。
衣替えを楽にする近道は、頑張る日を増やすことではなく、毎回動かす服を減らすことです。