地上波で放送された映画「マッチング」を録画したものの、怖かったらどうしようと再生ボタンを押せずにいる人もいるのではないでしょうか。
とくに一人暮らしだと、夜中にトイレへ行けなくなるような作品は避けたいですよね。
続編の「マッチング TRUE LOVE」を見に行くか迷っている人も、前作の怖さは気になるところだと思います。
結論からお伝えすると、「マッチング」の怖さは幽霊やお化けではなく、人間の怖さです。
映倫の分類も「ホラー」ではなく「サスペンススリラー」で、年齢制限もありません。
ただ、連続殺人事件を描く作品なので、血や遺体の描写は出てきます。
※犯人や結末には触れず、見る前に知っておきたいことだけをまとめています。
この記事は、映倫(映画倫理機構)の審査情報、映画の公式サイト、および報道各社の記事をもとに整理しています。
まずは、どのくらい怖い映画なのかから見ていきましょう。
マッチング映画は人間が怖い映画
最初に、怖さの種類を確かめておきます。
「マッチング」は、夜中にトイレへ行けなくなるような怖さではなく、身近な人間が一番怖いと感じるタイプの映画です。
見た人の声を集めると、「霊的なホラー映画ではなく、事件などを描くサスペンス」「ホラーではないので、トイレには行ける」という答えが多く見られます。
「スマホを落としただけなのに」と同じジャンルだと感じた人もいます。
物語の入り口は、誰にでも起こりそうな出来事です。
恋愛に奥手なウェディングプランナーの輪花(土屋太鳳さん)が、同僚の勧めでマッチングアプリに登録します。
ところが、会ってみた相手はプロフィールとは別人のように暗い男・吐夢(佐久間大介さん)でした。
そこから、しつこい付きまといと、アプリで結婚した夫婦を狙う連続殺人事件が同時に進んでいきます。
画面から飛び出すような怖さではなく、見終わってから自分のスマホが少し気になるような、じわじわ残る怖さだと考えておくといいでしょう。
マッチング映画はホラーではなくサスペンス
続いて、公式の区分で作品の種類を確認しておきましょう。
映倫の審査情報では、「マッチング」の分類は「サスペンススリラー」で、区分は年齢制限のない「G」です。
映倫(映画倫理機構)は、映画館で上映する作品を審査して、年齢ごとに見られるかどうかを区分している団体です。
データベースを見ると、「マッチング」は2023年10月30日に審査されていて、上映時間は1時間50分、作品の分類は「サスペンススリラー」と書かれています。
あとで紹介するように、続編の「TRUE LOVE」は分類が「ホラー」、区分が「PG12」になっています。
同じシリーズでも、前作は公式にも「ホラーではない」扱いだったことが分かります。
「ホラー映画が苦手だから見られない」と決めつけなくても大丈夫な作品です。
ただし、年齢制限がないことと怖くないことは別なので、次の章で怖さの中身を見ておきましょう。
マッチング映画の怖さは吐夢の付きまとい
では、見た人は具体的にどこを怖いと感じているのでしょうか。
怖さの中心は、佐久間大介さんが演じる吐夢の、得体の知れない不気味さとしつこい付きまといです。
初めてのデートで現れた吐夢に、輪花は思わず引いてしまいます。
そこから吐夢は、アカウントを変えてメッセージを送り続けたり、輪花の前に突然現れたりと、執着を強めていきます。
公式サイトのあらすじでも、輪花は「異様な執着」を見せる吐夢に恐怖を覚え、アプリの運営会社のプログラマー・影山(金子ノブアキさん)に助けを求める、と紹介されています。
怖い映画をよく見る人の感想には、「派手などんでん返しや激しいアクションではなく、日常の延長のリアルな怖さをじっくり積み重ねる作品」というものもあります。
アプリで知らない人と会う、という多くの人が経験していることが入り口なので、ひとごとに思えない怖さがあるのです。
お化けが出てくる怖さとは違い、「自分にも起こるかもしれない」と思わせるところが、この映画のいちばん怖いところです。
マッチング映画のグロい場面はどのくらい
怖さと並んで気になるのが、血や遺体の場面です。
遺体の描写や血の表現はありますが、体がばらばらになるような残酷な映画ほどではないという声が多いです。
見た人の感想では、「遺体の描写が少しだけグロいけれど、ゴア映画ほどではない」「殺人事件の現場のグロいシーンは含む」という声があります。
一方で、「人が死にすぎる」と感じた人もいて、受け止め方には幅があります。
作りの特徴は、殺害の瞬間を長く映すよりも、音で想像させる点です。
「殺している最中が映る場面はそれほど多くないけれど、音が生々しく、想像力が豊かな人ほど画面に映らない部分を思い浮かべてしまう」という感想もあります。
ホラー映画をたくさん見ている人の評価では、怖さは5段階で2と、控えめにとらえられていました。
画面を見るより音のほうがこたえる作品なので、苦手な人は音量を少し下げるだけでもずいぶん見やすくなります。
怖さの程度を文章で読むより、最初の数分を見てしまったほうが「自分は大丈夫そうか」はすぐに分かります。
輪花が吐夢と初めて会うデートの場面までで、この映画の空気はおおよそつかめます。
マッチング映画は怖いのに笑えるという声も
怖い怖いと言われる一方で、少し違う楽しみ方をしている人もいます。
「怖いのに笑わされる」「ツッコミどころが多い」という声もあり、ずっと緊張しっぱなしの映画ではありません。
女性向けのウェブメディアでは、土屋太鳳さんのリアクションや作中のセリフが「怖いのに笑わされる」と話題になったと紹介されています。
吐夢と初めて会ったときの、隠しきれない嫌そうな顔や、次々に起こる出来事への全力の叫び声など、輪花の反応に思わず笑ってしまったという人もいます。
評価ははっきり分かれています。
「予想外の展開が多くて面白かった」という人がいる一方で、「犯人の予想がついてしまった」「ご都合主義に感じた」という人もいます。
それでも、2024年4月の時点で累計動員65万人、興行収入9億円を超え、オリジナル作品としては異例のヒットになりました。
怖さだけを覚悟して見ると、意外と肩の力が抜ける場面もあるので、構えすぎなくていい作品です。
マッチング映画を怖いのが苦手な人が見るコツ
それでも怖いのが苦手な人のために、見やすくするコツをまとめておきます。
明るい時間に、誰かと一緒に、自分のペースで止められる形で見るのがいちばん安心です。
一人暮らしで夜に見るのが心配なら、休日の昼間に見るだけでも気持ちはかなり違います。
友達や恋人と一緒なら、怖い場面で声を出したり、見終わってから「あれはどういうこと?」と話したりできるので、怖さが残りにくくなります。
録画や配信なら、怖くなったら一時停止して休憩できます。
どうしても不安な人は、先に結末を知ってから見るのもひとつの方法です。
この作品は、答えを知ったうえで見ると、序盤の何気ない場面が別の意味に見えてくるタイプでもあります。
「怖いかどうか分からない」という不安がいちばん怖いので、先に中身を知っておくだけでもずいぶん楽になります。
犯人と結末を先に知っておきたい人は、次の記事をどうぞ。
-
-
マッチング映画のネタバレを解説!犯人の正体と結末の意味とは
マッチング映画のネタバレを結末まで解説。犯人の正体と動機、吐夢と輪花の衝撃の血縁関係、ラストシーンの意味まで詳しく整理します。
マッチングTRUE LOVEは前作より怖い
最後に、続編を見に行くか迷っている人に向けて、前作との違いをお伝えします。
2026年9月25日に公開された続編「マッチング TRUE LOVE」は、映倫の分類が「ホラー」に変わり、区分も「PG12」になっています。
映倫のデータベースでは、「マッチング TRUE LOVE」は2026年4月28日に審査され、上映時間は1時間46分です。
PG12になった理由として、「殺傷流血及び簡潔な肉体損壊の描写がみられるが、親又は保護者の助言・指導があれば、12歳未満の年少者も観覧できます」と書かれています。
公式サイトによると、続編の舞台は南の島のリゾートで開かれる「マッチングツアー」です。
「真実の愛」を証明できなければ殺されるデスゲームに参加者が巻き込まれ、その様子が生配信されていきます。
前作の付きまといの怖さとは違い、閉ざされた島で命がけの状況に置かれる怖さが加わっています。
前作が平気だった人でも、続編は公式にも「ホラー」とされているので、一段階心構えを上げて見に行くと安心です。
続編の公開日やキャスト、前作とのつながりは次の記事にまとめています。
-
-
マッチング映画の続編はいつ公開?主題歌・キャストの最新情報を解説
マッチング映画の続編「TRUE LOVE」の公開日は2026年9月25日。主題歌LiSA「ソフィリア」やキャスト、あらすじなど最新情報をまとめて解説します。
マッチング映画は怖いかについてよくある質問
マッチング映画はホラーですか?
ホラーではありません。映倫の分類は「サスペンススリラー」で、幽霊やお化けは出てきません。人間の付きまといや連続殺人事件の怖さを描いた作品です。
一人暮らしで夜に見ても大丈夫ですか?
夜中にトイレへ行けなくなるような怖さではないという声が多いです。心配な人は、明るい時間に見たり、誰かと一緒に見たりすると安心です。
マッチング映画はグロいですか?
遺体の描写や血の表現はありますが、体がばらばらになるような残酷な映画ほどではないという声が多いです。殺害の場面は、長く映すより音で想像させる作りです。
マッチング映画に年齢制限はありますか?
ありません。映倫の区分は「G」で、年齢にかかわらず見ることができます。
マッチング映画はなぜ怖いと言われるのですか?
アプリで出会った相手に付きまとわれるという、身近で起こりそうな出来事が入り口だからです。吐夢の不気味さと、誰を信じればいいか分からなくなる展開が怖さにつながっています。
マッチングTRUE LOVEは前作より怖いですか?
映倫の分類が「ホラー」に変わり、区分もPG12になっています。指定理由は「殺傷流血及び簡潔な肉体損壊の描写」で、前作より直接的な描写がある作品です。
怖いのが苦手でも楽しめますか?
楽しめる人は多い作品です。土屋太鳳さんのリアクションなど、怖いのに笑える場面もあります。明るい時間に誰かと見る、配信で一時停止しながら見るなど、見方を工夫すると安心です。
まとめ
映画「マッチング」の怖さは、お化けや幽霊の怖さではありません。
アプリで出会った相手に付きまとわれる、誰を信じていいか分からなくなる、という身近な人間の怖さです。
映倫の分類も「サスペンススリラー」で年齢制限はなく、血や遺体の描写はあっても、殺害の瞬間は音で想像させる作りでした。
怖いのが苦手な人でも、明るい時間に誰かと見たり、先に結末を知っておいたりすれば、十分に楽しめる作品です。
一方で、続編の「TRUE LOVE」は公式にも「ホラー」とされ、PG12になっています。
前作で大丈夫だったかどうかを目安に、続編の心構えを決めてみてください。
前作の見逃し配信は、U-NEXTで見放題になっています(2026年9月30日時点)。
続編を見に行く前に、吐夢がどんな人物だったのかを確かめておくと、続編の怖さもいっそう伝わってきます。