脚本家の倉本聰さんが亡くなったという知らせのあと、「北の国から」をもう一度見たくなった人は多いのではないでしょうか。
純と螢の小さな背中や、富良野の雪景色を思い出して、胸がいっぱいになった方もいると思います。
そんな中、倉本さんを偲んで、スペシャル版の第1作「北の国から '83冬」がテレビで放送されることになりました。
ここでは、放送の日時やどこで見られるのか、見逃したときの方法までを順に整理していきます。
放送日時や放送する地域は、変わることがあります。
見る前には、当日のテレビの番組表もあわせて確かめてください。
この記事は、フジテレビ公式サイト、倉本聰さんの公式サイトの発表、および報道各社の記事をもとに整理しています。
まずは、いちばん気になる放送の日時から見ていきましょう。
北の国から83冬の放送は10月9日21時から
最初に、放送の日時と放送局を確認します。
「北の国から '83冬」は、2026年10月9日(金)の21時から22時52分まで、フジテレビで放送されます。
フジテレビは、9月18日に亡くなった倉本聰さんへの追悼特別番組として、この放送を決めました。
放送されるのは、連続ドラマのあとに初めて作られたスペシャル版の第1作で、もともとは1983年3月24日に放送された作品です。
金曜の夜9時からの約2時間なので、仕事や家事を終えてからゆっくり見られる時間帯ですね。
録画するなら、終わりの時間に少し余裕を持たせておくと安心です。
放送時間は局の発表をもとにしていますが、急な変更もあるので、当日の番組表もあわせて確かめておきましょう。
北の国から83冬が10月9日に放送される理由
続いて、なぜこの日が選ばれたのかを見ていきます。
10月9日は、連続ドラマ「北の国から」の第1話が放送された日で、2026年はそこからちょうど45年の節目にあたります。
連続ドラマの第1話は、1981年10月9日の金曜日、夜10時に放送されました。
倉本さんの公式サイトでは、この日を「北の国から」の誕生日と呼び、その日に83冬を放送すると伝えています。
ドラマが生まれた日に、生みの親を偲んで作品がもう一度流れる。
そう思うと、45年前に初めてこのドラマを見た人にとっては、特別な夜になりそうですよね。
偶然ではなく、ドラマの誕生日に合わせて選ばれた放送だからこそ、多くの人の心に響いているのだと思います。
北の国から83冬はどこで見られる?
ここで、住んでいる地域で見られるのかも確認しておきましょう。
倉本聰さんの公式サイトでは、83冬は「フジテレビ系列」で放送すると案内されています。
関東ではフジテレビで見られます。
そのほかの地域は、それぞれのフジテレビ系列の局で放送されるかどうかを、番組表で確かめるのが確実です。
系列の局によっては、地元の番組の都合で時間が変わることもあるからです。
なお、倉本さんの公式サイトとフジテレビの案内では、終わりの時間が22時54分と22時52分で少し食い違っています。
この記事では局の発表をもとにしていますが、録画するときは少し長めに設定しておくと安心ですね。
地元の局の番組表を一度見ておくだけで、「見られなかった」という残念な思いをせずに済みます。
北の国から83冬の見逃し配信は?
放送の日に見られない人は、配信も気になりますよね。
10月2日の時点で、今回の追悼放送をTVerなどで見逃し配信するという発表は出ていません。
一方で、フジテレビの動画配信サービスFODには「北の国から '83冬」の作品ページがあり、配信で見ることもできます。
サービスごとに見放題か、別料金かといった条件が違うので、申し込む前に作品ページで確かめておくと安心です。
ネット上には「無料動画」「フル」といった言葉で探す人もいますが、許可なく載せられた動画は見ないほうがいいでしょう。
作品を作った人たちへの敬意という意味でも、正規のサービスで見るのがいちばんです。
見逃し配信の発表が出るかもしれないので、気になる方は放送前後に番組の公式案内も見ておきましょう。
北の国から83冬のあらすじとキャスト
ここからは、83冬がどんなお話なのかを振り返ってみます。
83冬は、連続ドラマの最終回から約1年後の黒板一家を描いた物語で、五郎が知人の借金を背負わされる冬のお話です。
東京へ出稼ぎに行っていた五郎は、正月を麓郷の家で迎えるため、年の暮れに帰ってきます。
小屋で留守を守っていた純と螢は大喜び。
そんな中、みどりの息子の正吉が家出をし、純たちの小屋でいっしょに正月を迎えることになります。
年が明けると、30年前に家族を置いて麓郷を出ていった沢田松吉という老人が、ふらりと現れます。
さらに五郎には、みどりの借金の連帯保証人として700万円を返さなければならないという、思いもよらない難題が持ち込まれるのです。
主なキャストは、五郎役の田中邦衛さん、純役の吉岡秀隆さん、螢役の中嶋朋子さんのほか、竹下景子さん、地井武男さん、岩城滉一さん、風吹ジュンさん、大滝秀治さん、笠智衆さんたちです。
音楽はさだまさしさん、監督は杉田成道さんが務めています。
家族を守ろうと必死になる五郎の姿は、今の時代に見ても胸に迫るものがあるはずです。
83冬を見て続きが気になった方は、連続ドラマから2002遺言まで全9作を見る順番を、次の記事にまとめています。
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北の国からシリーズの順番は?全9作の見る順番とあらすじ・何作あるか
北の国からは連続ドラマ全24話とスペシャルドラマ8作の、あわせて9作のシリーズです。放送順の一覧と見る順番、各作品のあらすじ、時間がない人のための見方、2002遺言で終わった理由まで、10月9日の83冬の放送を前にまとめました。
北の国からの再放送はできないと言われた理由
「北の国から」というと、「地上波では再放送できない」という話を聞いたことがある方もいるかもしれません。
子どもの前でたばこを吸う場面などが、今の放送基準では難しいと言われてきましたが、2025年には実際に地上波で再放送されています。
ネット上では、子どもの前での喫煙、子どもをたたく場面、飲酒運転やシートベルトをしない描写などが、地上波で流しにくい理由として挙げられてきました。
ただ、これらは放送局が説明した理由ではなく、見た人たちの間で言われてきたことです。
倉本さんの公式サイトによると、2025年8月11日からフジテレビの関東ローカルで連続ドラマの地上波再放送が始まりました。
その後、石川県や鹿児島県、長崎県などの局でも放送が広がっています。
「できない」と思われていたドラマが、実際に新しい世代に届き始めていたのは、うれしい流れですよね。
北の国からのほかの追悼番組やイベント
最後に、83冬のほかに予定されている番組やイベントも見ておきましょう。
倉本さんの公式サイトでは、83冬のほかにもラジオやテレビの追悼番組と、「北の国から」のコンサートが案内されています。
10月3日の14時5分からはNHKのAMラジオで「100年インタビュー」をラジオ用に編集したもの、10月4日の17時10分からはNHK ONEで「仕事の流儀」が予定されているそうです。
北海道では、10月4日の深夜にHBC北海道放送で「倉本聰と戦争…そしてドラマへ」も放送されます。
11月26日から28日には、東京建物 Brillia HALLで「北の国から ドラマチックコンサート」が開かれ、中嶋朋子さん、横山めぐみさん、竹下景子さんたちが登壇する予定です。
倉本さんの作品にもう一度触れられる機会が、これから少しずつ増えていきそうです。
北の国から83冬の放送に関するよくある質問
北の国から'83冬はいつ放送されますか?
2026年10月9日(金)の21時から22時52分まで、フジテレビで放送されます。倉本聰さんの追悼特別番組としての放送です。
なぜ10月9日に放送するのですか?
10月9日は、1981年に連続ドラマ「北の国から」の第1話が放送された日です。2026年はそこからちょうど45年の節目にあたります。
見逃し配信はありますか?
10月2日の時点で、今回の放送の見逃し配信は発表されていません。FODには83冬の作品ページがあるので、条件を確かめて利用してください。
北の国からは2026年に再放送されますか?
10月9日に83冬が放送されます。連続ドラマ全体の再放送については、10月2日の時点で新しい発表は出ていません。
北の国からは地上波で再放送できないのですか?
喫煙の場面などから難しいと言われてきましたが、2025年8月からフジテレビの関東ローカルなどで地上波再放送が行われています。
83冬はどんなお話ですか?
連続ドラマの約1年後、五郎が知人の借金の連帯保証人として700万円を背負わされ、金策に走るお話です。家出をした正吉や、麓郷に戻ってきた老人・松吉も登場します。
北の国からで亡くなった出演者は誰ですか?
五郎役の田中邦衛さんをはじめ、中畑和夫役の地井武男さん、北村清吉役の大滝秀治さんなどがすでに亡くなっています。
ほかにも追悼番組はありますか?
10月3日にNHKのAMラジオ、10月4日にNHK ONEの「仕事の流儀」などが予定されています。
まとめ
「北の国から '83冬」は、2026年10月9日(金)の21時から、フジテレビで倉本聰さんの追悼特別番組として放送されます。
10月9日は連続ドラマの第1話が放送された日で、ちょうど45年の節目です。
見逃し配信は今のところ発表されていませんが、FODには作品ページがあり、2025年からは地上波での再放送も各地に広がってきました。
五郎と純、螢が富良野の冬を生きる姿は、何年たっても色あせません。
久しぶりに見る人も、初めて見る人も、それぞれの思いで倉本さんの作品に向き合える夜になるといいですね。