倉本聰さんの訃報をきっかけに、「北の国から」を最初から見てみたいと思った方もいるのではないでしょうか。
ただ、スペシャル版がたくさんあって、どれから見ればいいのか迷ってしまいますよね。
この記事では、北の国からが全部で何作あるのか、どの順番で見ればいいのかを、放送された順に整理しました。
それぞれのお話も短く紹介するので、見る前の地図として使ってください。
あらすじには、それぞれの作品の始まりの部分を含みます。
結末までは書いていないので、安心して読み進めてくださいね。
この記事は、フジテレビ公式サイト、倉本聰さんの公式サイトの発表、および報道各社の記事をもとに整理しています。
まずは、シリーズが全部で何作あるのかから見ていきましょう。
北の国からは全部で何作ある?
最初に、シリーズの全体像をつかんでおきます。
北の国からは、連続ドラマ(全24話)と、スペシャルドラマ8作の、あわせて9作のシリーズです。
連続ドラマは1981年10月9日から1982年3月26日まで、フジテレビの金曜夜10時の枠で放送されました。
そのあと、1983年の「'83冬」から2002年の「2002遺言」まで、スペシャルドラマが数年おきに作られています。
最初の放送から最後の作品まで、およそ21年。
純役の吉岡秀隆さんと螢役の中嶋朋子さんが実際に大人になっていく姿に合わせて、黒板一家の人生が描かれ続けました。
子役が本当に大人になるまでを追いかけた、テレビの歴史でもめずらしいシリーズだと分かります。
北の国からシリーズを見る順番
続いて、いちばん気になる見る順番を確認しましょう。
見る順番は、放送された順がいちばんおすすめです。どの作品も前の作品の出来事を受けてお話が進むからです。
スペシャル版だけを見ても楽しめますが、純と螢の成長や、周りの人たちとの関係の変化は、順番どおりに見るほど心に響きます。
タイトルの数字はそのまま放送された年なので、数字の小さい順に見ていけば迷うことはありません。
北の国から各作品のあらすじ
ここからは、それぞれの作品がどんなお話なのかを短く紹介していきます。
連続ドラマで富良野に移り住んだ黒板一家が、スペシャル版を重ねるごとに少しずつ大人になり、それぞれの道を歩んでいく流れです。
「連続ドラマ」では、妻が家を出たあと、五郎が幼い純と螢を連れて故郷の富良野・麓郷に移り住みます。
電気も水道もない廃屋を直しながら、三人だけの暮らしが始まるところから物語は動き出します。
「'83冬」は、五郎が東京への出稼ぎから戻ってきた年の暮れのお話です。
家出した正吉を預かることになり、さらに五郎は、知人の借金700万円の連帯保証人になっていたことを知らされるのです。
「'84夏」の中心は、たくましくなった純と正吉の夏休み。
春に丸太小屋が火事で焼けてしまった出来事が、二人の友情に影を落としていきます。
「'87初恋」は、中学3年生になった純が、大里れいという少女に恋をするお話。
純が東京の高校へ進むことを考え始める、旅立ちの物語でもあります。
「'89帰郷」では、旭川の看護学校に通う螢に初恋が訪れます。
一方、東京で暮らす純は、都会の暮らしに飲み込まれそうになっていました。
「'92巣立ち」では、自分の力で丸太小屋を作ろうとする五郎と、看護学校を卒業する螢の就職、東京で暮らす純のその後がそれぞれ描かれます。
「'95秘密」は、富良野に戻った純が、ごみ収集の仕事をしながらシュウという女性と出会うお話です。
「'98時代」では、牧場を継いだ草太と、有機農業に取り組む五郎たち、そして純とシュウのその後が描かれていきます。
「2002遺言」は、看護師として息子を育てる螢と、借金を抱えて富良野を離れた純と正吉、そして遺言を書き始める五郎の物語。
シリーズの締めくくりにふさわしい、家族それぞれの決着が待っています。
作品をまたいで登場人物の人生がつながっていくので、前の作品を見ておくと、ちょっとした一言にも重みが出てきます。
北の国からを時間がない人はどこから見る?
全部見るのは大変そう、という方もいますよね。
時間がないときは、まず10月9日に放送される「'83冬」から見て、気に入ったら連続ドラマに戻る見方もおすすめです。
これはあくまで見やすさを考えた一つの案ですが、'83冬は連続ドラマの約1年後のお話なので、黒板一家の暮らしぶりがひととおり分かります。
そこで登場人物に愛着がわいたら、連続ドラマに戻って最初から見ると、'83冬の場面の意味がより深く分かるはずです。
もう一つの見方は、純の旅立ちを描いた'87初恋まで進んでみること。
シリーズが完結する前に行われたアンケートでは、'87初恋のラストシーンが「シリーズで最高の名場面」に選ばれたことがあります。
どこから入っても、最後は「最初から見たくなる」のが、このシリーズの不思議な魅力かもしれません。
10月9日に放送される83冬の放送時間や見逃し配信については、次の記事で詳しく紹介しています。
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北の国から83冬の放送はいつ何時から?見逃し配信と再放送の地域
北の国から'83冬は10月9日(金)21時からフジテレビで放送されます。倉本聰さんの追悼として連続ドラマ開始から45年の日に選ばれた理由、見逃し配信、あらすじとキャスト、再放送の地域や「できない」と言われた理由までまとめました。
北の国からはなぜ2002遺言で終わった?
「打ち切りになったの?」と気になっている方もいるかもしれません。
北の国からは打ち切りではなく、2002年の「2002遺言」を最終作として放送を終えています。
2002遺言の前編は視聴率38.4%を記録し、その年のサッカーワールドカップと紅白歌合戦を除くと、最も高い視聴率の番組になりました。
人気が落ちて終わったわけではなかったことが分かります。
倉本聰さんはその後もインタビューで続編の構想を語り続けていて、2021年10月9日には、新作『北の国から2021 ひとり』を発表しています。
ただ、2002遺言のあとに新しいドラマとして放送された作品はありません。
作り手の頭の中では、黒板一家の物語は2002年のあともずっと続いていたのだと思います。
北の国からはどこで見られる?
最後に、今からシリーズを見る方法を確認しておきましょう。
まずは10月9日(金)21時からフジテレビで放送される「'83冬」が、いちばん手軽に見られる機会です。
ほかには、フジテレビの動画配信サービスFODに「北の国から」シリーズのページがあり、DVDやBlu-rayも発売されています。
配信サービスによって、見放題か、別料金か、何話まで見られるかといった条件が違うので、作品ページで確かめてから利用してください。
2025年からは、フジテレビの関東ローカルをはじめ各地で、連続ドラマの地上波再放送も行われてきました。
お住まいの地域で放送があるかどうかは、地元の局の番組表で確かめてみてくださいね。
放送をきっかけに配信やDVDで続きを追いかければ、21年分の黒板一家の時間を自分のペースでたどれます。
83冬の放送をどこで見られるか、見逃したときの方法は、こちらで確認できます。
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北の国から83冬の放送はいつ何時から?見逃し配信と再放送の地域
北の国から'83冬は10月9日(金)21時からフジテレビで放送されます。倉本聰さんの追悼として連続ドラマ開始から45年の日に選ばれた理由、見逃し配信、あらすじとキャスト、再放送の地域や「できない」と言われた理由までまとめました。
北の国からシリーズの順番に関するよくある質問
北の国からは何作ありますか?
連続ドラマ(全24話)と、スペシャルドラマ8作の、あわせて9作です。
どの順番で見ればいいですか?
放送された順がおすすめです。連続ドラマ、'83冬、'84夏、'87初恋、'89帰郷、'92巣立ち、'95秘密、'98時代、2002遺言の順になります。
DVDの順番は?
タイトルについている数字が放送された年なので、DVDでも数字の小さい順に選べば放送順になります。
スペシャル版は何話ありますか?
スペシャル版は8作です。そのうち'92巣立ち、'98時代、2002遺言の3作は、前編と後編の2回に分けて放送されました。
北の国からは打ち切られたのですか?
打ち切りではなく、2002年の2002遺言が最終作です。2002遺言の前編は視聴率38.4%を記録しています。
続編はありますか?
2002遺言のあとに放送されたドラマはありません。倉本さんは2021年に新作『北の国から2021 ひとり』を発表していますが、ドラマとしては放送されていません。
83冬はいつ放送されますか?
2026年10月9日(金)の21時から、フジテレビで倉本聰さんの追悼特別番組として放送されます。
一番人気の作品は?
見る人によって分かれますが、シリーズ完結前のアンケートでは、'87初恋のラストシーンが「シリーズで最高の名場面」に選ばれています。
まとめ
北の国からは、連続ドラマ全24話とスペシャルドラマ8作の、あわせて9作のシリーズです。
見る順番は放送順がおすすめで、タイトルの数字が放送された年なので、小さい順にたどれば迷いません。
時間がないときは、10月9日に放送される'83冬から入って、気に入ったら連続ドラマに戻る見方もあります。
21年かけて描かれた黒板一家の物語は、どこから見始めても、きっと最初から見たくなるはずです。
倉本さんが残したこの長い物語を、自分のペースでゆっくり味わってみてくださいね。