ドラマ化で改めて注目されている「ヒマチの嬢王」で、主人公アヤネと並んで読者の心をつかんできたのが、歌舞伎町のNo.1キャバ嬢・華咲サクラです。
かつては優しい先輩だったサクラが、なぜアヤネと敵対し、最後にどうなったのかが気になっている人も多いのではないでしょうか。
結論からお伝えすると、サクラは長年依存してきた黒服・津島と最後に決別し、夜の世界から引退します。
最終巻のおまけでは子どもを連れた姿が描かれていますが、父親が誰なのかは明かされていません。
この記事は原作漫画の最終巻までの内容を含みます。
結末を知りたくない方はご注意ください。
この記事は、DMM TV公式サイト、小学館の書誌情報、原作者の公式SNS、および報道各社の記事をもとに整理しています。
まずは、サクラがどんな人物なのかから見ていきましょう。
ヒマチの嬢王サクラはアヤネの元親友で歌舞伎町のNo.1
ドラマのキャスト発表で、サクラという名前を初めて知った人もいるかもしれません。
華咲サクラは、主人公アヤネが歌舞伎町でキャバ嬢をしていた頃の先輩で、いまは歌舞伎町のNo.1として知られる人物です。
同じ店で働きながらほとんど関わりのなかった2人は、体調を崩して倒れたアヤネをサクラが家で介抱したことで親しくなりました。
人懐っこく面倒見のいいサクラは、気の強さからトラブルの絶えないアヤネを何かとかばってくれる存在だったのです。
【情報解禁🔔】
— DMM TV 【公式】 (@DMMTV_PR) 2026年10月20日
DMM TVオリジナルドラマ『ヒマチの嬢王』
追加キャスト11名を一挙解禁!
圧倒的存在感を放つ11人が
夜の世界に大集結!🌃
🥂⌇バードレディを盛り上げるキャスト陣
生田由梨菜 役| #平祐奈
ミサキ 役| #梅澤美波
エミリ 役| #小西桜子
ルミ 役| #佐藤菫
カナ 役| #浅見姫香 pic.x.com/n37SsJUap3
ただし、サクラには心の弱さも抱えていて、ホストに入れ込んで大きな借金をつくったこともあります。
優しさともろさが同じ人の中にあることが、サクラという人物を物語の中で特別な存在にしています。
その弱さにつけこんだのが、のちに登場する黒服の津島でした。
ヒマチの嬢王サクラとアヤネはなぜ決別したのか
続いて、仲の良かった2人がなぜ離れてしまったのかを見ていきます。
きっかけは、アヤネがNo.1になり、サクラの成績が落ちたことでした。
恋人だと思っていた津島にそのことを責められたサクラは、親しみやすい接客をやめて、客を恋愛感情で引きとめる「色恋営業」に切り替えていきます。
ほかのキャストの客まで取るようになり、店の中で孤立していきました。
心配して説得に来たアヤネに、サクラは突き放すつもりで、わざとひどい言葉をぶつけてしまいます。
この一言がきっかけで、アヤネは店を辞め、歌舞伎町から姿を消しました。
アヤネが故郷のヒマチに戻る物語の始まりには、サクラとのこの別れがあったのです。
ヒマチの嬢王サクラと津島の歪んだ関係
サクラを語るうえで欠かせないのが、黒服の津島です。
サクラは津島と恋人関係にあるつもりでしたが、津島にとってサクラは、お金を生む駒でしかありませんでした。
津島は冷たく突き放したかと思えば優しい言葉をかけるという形で、サクラの心を操っていきます。
サクラ自身も色恋営業をかけられていると気づいていながら、それでも一緒にいたい気持ちから離れられませんでした。
サクラと津島とアイス pic.x.com/czsAUBudcO
— 茅原クレセ👑「ヒマチの嬢王」ドラマ化👑 (@kayaharakurese1) 2023年4月10日
アヤネが去ったあと、サクラは津島が店長を務める新しい店でNo.1になります。
ただ、その頃の2人の関係はさらに歪み、サクラは身も心もすり減らしていきました。
原作者の茅原クレセさんがXで「サクラと津島」のイラストを公開すると大きな反響があり、この2人の関係に心を動かされた読者の多さがうかがえます。
ヒマチの嬢王サクラがヒマチに来た売上バトル
物語の中でサクラが最初に大きく動くのは、原作の4・5巻です。
歌舞伎町時代の宿敵として、サクラと津島がアヤネのいる米子のバードレディに乗り込んできます。
サクラの生誕イベントをめぐって、米子の覇権をかけた売上バトルが始まりました。
資金力のある津島に押されながらも、アヤネたちは地元の常連客への地道な営業で逆転を果たします。
再会したサクラは、かつての優しい面影をなくし、とげのある態度でアヤネに向き合います。
それでも、新人に客との距離の取り方を優しく教える場面もあり、根っこの優しさは失われていないことが描かれています。
ドラマでも、このヒマチでの対決が見どころの一つになりそうです。
ヒマチの嬢王サクラの最後は津島との決別
ここからは、原作の最終盤でサクラがどうなったのかを見ていきます。
原作の16〜19巻では、アヤネが歌舞伎町に戻り、津島に縛られたサクラを救うために動きます。
一時的にキャバ嬢に戻ったアヤネは、売上バトルを通してサクラに「津島に利用されている」と伝えようとしました。
追い詰められた津島はサクラにプロポーズしますが、それもサクラを利用し続けるための策略でした。
サクラと津島がヒマチに来る
生誕イベントをめぐる売上バトルでアヤネたちが逆転。
アヤネが歌舞伎町に戻る
津島に縛られたサクラを救うため、一時的にキャバ嬢に復帰する。
津島の策略が明らかになる
プロポーズも、サクラを利用し続けるためのものだった。
サクラが津島と決別する
アヤネとユーゴの説得で目を覚まし、夜の世界を引退する。
子どもを連れたサクラが描かれる
父親は明かされていない。
最後には、津島はサクラに指名客と関係を持つよう求め、サクラは一度は受け入れかけてしまいます。
しかし寸前で、アヤネとユーゴの説得によって目を覚まし、11年にわたる津島への想いに区切りをつけました。
サクラはそのまま夜の世界を引退し、数年後にはアヤネとともにヒマチで穏やかに過ごす姿が描かれています。
アヤネの店やギンジなど、物語全体の結末は最終回の記事で読めます。
-
-
ヒマチの嬢王の最終回は?ネタバレで読むアヤネとギンジの結末
ヒマチの嬢王の最終回をネタバレありで解説。全19巻の原作でアヤネのバードレディはどうなったのか、サクラと津島の別れ、ギンジの最後、ハザマとみのり、ユーゴと子供の疑問に答えます。今冬配信予定のドラマと原作の結末も分けて紹介します。
ヒマチの嬢王サクラとユーゴの関係
サクラの最後に大きく関わったのが、店のボーイ・ユーゴです。
ユーゴは、サクラに想いを寄せていたボーイで、津島に逆らってサクラに真実を伝えた人物です。
そのせいでユーゴは激怒した津島から暴行を受け、命が危ぶまれるほどの重傷を負いました。
サクラが津島から離れることができたのは、身をていしたユーゴと、アヤネの必死の説得があったからです。
最終巻のおまけでは、ユーゴがサクラの子どもに自分を「パパ」と呼ばせようとし、サクラがそれを止める場面があります。
このやり取りから、2人は結婚しておらず、ユーゴは子どもの父親でもないと受け取る読者が多いようです。
それでもサクラのそばにい続けるユーゴの姿に、2人のこれからを想像した読者も少なくありません。
ヒマチの嬢王サクラの子供の父親は誰なのか
サクラについて、とくに気にする人が多いのがこの点です。
最終巻のおまけでサクラは息子を連れていますが、子どもの父親が誰なのかは作中で明かされていません。
ユーゴが「パパ」と呼ばせようとして止められていることから、ユーゴではないと考える読者が多くなっています。
一方で、引退の時期から考えて津島の子どもではないかという見方もありますが、これはあくまで読者の推測です。
父親を描かずに終えたのは、サクラが誰かに頼らず、自分の足で生き直していることを示すためとも受け取れます。
津島に依存していたサクラが、母として穏やかに暮らしている姿そのものが、彼女の物語の答えなのかもしれません。
ドラマでどこまで描かれるかは分かりませんが、原作を読み返すときは、おまけまで目を通しておきたいところです。
ヒマチの嬢王のドラマでサクラを演じる馬場ふみか
最後に、ドラマ版のサクラについて見ていきましょう。
DMM TVのドラマ「ヒマチの嬢王」では、馬場ふみかさんが華咲サクラを演じます。
役は「アヤネが歌舞伎町でキャバ嬢をしていた頃の元親友で、現在の歌舞伎町ナンバーワン」と紹介されています。
津島は城田優さんが演じ、2人の歪んだ関係がどう映像になるのかに注目が集まりそうです。
ユーゴを誰が演じるのかは、まだ発表されていません。
ドラマが原作のどこまでを描くのかによって、サクラの最後まで見られるかどうかも変わってきます。
ほかのキャストや登場人物の関係は、相関図の記事にまとめています。
-
-
ヒマチの嬢王キャスト相関図|ドラマの登場人物と役柄・配信はいつから
ヒマチの嬢王のキャストと相関図を、バードレディ・地元・歌舞伎町の3組に分けて紹介。永野芽郁演じるアヤネを中心に役柄を確かめ、配信はいつからか、映画祭での先行上映、原作との関係も解説します。原作の最終回が気になる方への案内も掲載。
ヒマチの嬢王サクラでよくある質問
ヒマチの嬢王のサクラは何者ですか?
主人公アヤネの歌舞伎町時代の先輩で元親友です。のちに歌舞伎町のNo.1キャバ嬢になります。
サクラの最後はどうなりますか?
津島と決別して夜の世界を引退し、数年後にはヒマチで穏やかに暮らす姿が描かれています。
サクラとアヤネは和解しましたか?
アヤネの説得によって津島から離れることができ、最後はアヤネとともにヒマチで過ごす姿が描かれています。
サクラとユーゴは結婚しましたか?
結婚したとは描かれていません。最終巻のおまけでも、2人は結婚していないと受け取れる場面があります。
サクラの子供の父親は誰ですか?
作中では明かされていません。津島が父親だという説は、読者の推測にとどまります。
サクラは何巻で登場しますか?
原作の4・5巻、アヤネの歌舞伎町時代を描くエピソードで大きく登場します。
ドラマでサクラを演じるのは誰ですか?
馬場ふみかさんです。津島は城田優さんが演じます。
ユーゴ役は誰ですか?
10月21日時点では、ユーゴの配役は発表されていません。
まとめ
「ヒマチの嬢王」のサクラは、優しい先輩としてアヤネを支えながら、津島への依存によって道を踏み外していった人物です。
アヤネとの決別、ヒマチでの売上バトル、そして歌舞伎町での最後の対決を経て、サクラはアヤネとユーゴに救われ、11年にわたる津島への想いから自由になりました。
最終巻のおまけで息子とともに描かれた穏やかな姿は、誰かに依存せずに生き直したサクラの到達点といえそうです。
ドラマで馬場ふみかさんが演じるサクラが、原作のどこまでを歩むのかを楽しみに待ちましょう。