何気なく吊るしているてるてる坊主にも、
実は「やってはいけない」とされる作法があります。
NG3つと放置がダメな理由、怖いと言われる由来、正しい吊るし方までまとめました。
晴れてほしくて吊るしたてるてる坊主が、
実は逆の意味になっていた——そんなことは避けたいですよね。
てるてる坊主には、昔から「これをすると縁起が悪い」と語り継がれてきた作法があります。
知らずにやってしまいがちなポイントを、先に押さえておきましょう。
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てるてる坊主でやってはいけないこと3つ

晴れを願うなら避けたい代表的な作法が、次の3つです。
どれも昔から「縁起が悪い」と伝えられてきたものなので、ひとつずつ見ていきます。
1. 逆さに吊るす
頭を下にして逆さに吊るすと、雨を願う「ふれふれ坊主」になるといわれています。
これは、晴れを願うてるてる坊主とは正反対の意味です。
地域によっては「るてるて坊主」とも呼ばれ、雨乞いのまじないとして使われてきました。
晴れてほしいときは、必ず頭を上にして吊るしましょう。
2. 黒い布や黒い顔で作る
黒い布で作ったり、顔を黒く塗ったりするのも縁起が悪いとされます。
黒は雨雲を連想させる色だからです。
晴れを願うなら、白い布や紙で作るのが基本になります。
同じ理由で、最初から泣いた顔やしかめっ面を描くのも避けたほうが無難です。
3. 吊るす前に顔を書く
本来、てるてる坊主は顔を書かずに吊るすのが正式な作法です。
顔は晴れたあと、お礼として書き入れます。
先に顔を書くと願いがかなわない(=雨になる)と言い伝えられてきました。
だるまに目を入れるのと同じように、願いがかなった節目に顔を完成させる、と覚えておくとわかりやすいですね。
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てるてる坊主を放置してはいけない理由

NG3つに加えて、見落としがちなのが「吊るしっぱなしの放置」です。
役目を終えたてるてる坊主をそのままにしておくと、見た目にも縁起の面でもよくありません。
当日を過ぎたら、晴れ・雨にかかわらず外して片づけるのがきれいな作法です。
濡れて顔がにじんでしまったときは、新しく作り直すとよいといわれています。
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てるてる坊主が怖いと言われる由来

かわいい見た目とは裏腹に、てるてる坊主には少し怖い由来もあります。
童謡「てるてる坊主」の3番には、「晴れにしてくれなければ、そなたの首をチョンと切る」という意味の歌詞が出てきます。
明るいメロディーとは裏腹の内容に、驚く人も多いところです。
これは、それだけ真剣に晴れを願っていた、昔の人々の気持ちが表れたものと考えられています。
由来には諸説ある
てるてる坊主のルーツには、いくつかの説が伝わっています。
- 中国の「掃晴娘(そうせいじょう)」という晴れ乞いの人形が起源とする説
- 晴れを祈った僧侶(お坊さん)に由来するという説
- 日本の妖怪「日和坊(ひよりぼう)」に関係するという説
どれが正しいと断定はできませんが、いずれも「晴れを願う」気持ちが共通しています。
由来を知ると、ただのお守りではなく、人々が天気を真剣に願ってきた歴史が見えてきますね。
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てるてる坊主の晴れを願う正しい吊るし方

NGを避けたうえで、
次のように吊るすと縁起よく願いを込められます。
吊るすのは、晴れてほしい日の前日が基本です。
何日も前から吊るす必要はなく、前日と当日の2日間を目安にするとちょうどよいでしょう。
ちょっとした作法を意識するだけで、てるてる坊主への願いもより丁寧になります。
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やってはいけないことをしてしまったら?

「知らずに逆さに吊るしていた」「先に顔を書いてしまった」と、
あとから気づくこともありますよね。
そんなときも、あわてる必要はありません。
気づいた時点で直せば大丈夫です。
そもそも、てるてる坊主はあくまで晴れを願うおまじないです。
作法を完璧に守れなかったからといって、雨になると決まっているわけではありません。
神経質になりすぎず、
「晴れてほしい」という気持ちを大切にすることが、いちばんのポイントです。
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てるてる坊主のやってはいけないことに関するよくある質問

てるてる坊主でやってはいけないことは?
逆さに吊るす・黒い布や黒い顔で作る・吊るす前に顔を書く、の3つが代表的です。いずれも雨や縁起の悪さにつながるとされます。
放置するとダメなの?
当日を過ぎても吊るしっぱなしにするのは避けたいところです。濡れて顔が崩れると縁起もよくないので、感謝して片づけましょう。
なぜ怖いと言われるの?
童謡の3番に「首を切る」という意味の歌詞があるためです。晴れを強く願った昔の風習が背景といわれています。
逆さに吊るすとどうなる?
雨を願う「ふれふれ坊主」になるとされます。晴れを願うなら頭を上にして吊るしましょう。
黒いペンで顔を書いてもいい?
顔の色そのものは黒でも問題ありません。避けたいのは布全体を黒にすることで、黒い布は雨雲を連想させ縁起が悪いとされます。
何日も吊るしっぱなしはダメ?
当日を過ぎたら外すのが基本です。長く放置すると傷んで縁起もよくないため、感謝して片づけましょう。
まとめ

てるてる坊主でやってはいけないのは、
逆さ吊り・黒で作る・顔を先に書くの3つです。
加えて、役目を終えたあとの放置も避け、感謝して片づけるのが昔ながらの作法です。
怖い由来や諸説も知ったうえで、白い布で顔を書かずに吊るし、晴れを願ってみてください。