お正月の箱根駅伝の中継を見ていると、白ずくめの一団が沿道で飛び跳ねている姿が一瞬だけ映ります。
「今年もフリーザ様が出た」とSNSで話題になるものの、どこにいて何時ごろ映るのかが分からないと、テレビの前でずっと待つことになります。
結論からお伝えすると、フリーザ軍団がいるのは復路7区、神奈川県二宮町の押切坂付近の国道1号沿いで、前回は1月3日の午前9時半ごろ中継に映りました。
往路の1月2日には登場しないので、見るなら3日の朝です。
メンバーは一般の方々です。
この記事では、報道で紹介されている範囲の情報だけを扱い、実名には触れません。
この記事は、箱根駅伝公式サイトの区間記録、主催者の予想通過時間、および報道各社の記事をもとに整理しています。
まずは、フリーザ軍団がどこにいるのかから見ていきましょう。
箱根駅伝のフリーザ軍団の場所は7区の二宮町
最初に、登場する区間と場所を確認します。
フリーザ軍団は、箱根駅伝の復路7区(小田原中継所〜平塚中継所)の、神奈川県二宮町にある押切坂の付近で応援しています。
日刊スポーツは2025年1月3日の記事で、フリーザ軍団を「復路7区の沿道名物」と紹介し、選手が国道1号を駆け上っていく押切坂での応援の様子を伝えています。
2026年1月3日のスポーツニッポンの記事でも、7区・二宮の沿道に姿を見せたと報じられました。
押切坂は、箱根の山を下ってきた選手が小田原の街を抜け、いくつもの橋を越えたあとに現れる上り坂です。
日刊スポーツの記事では、選手の足が上がらなくなる場所で、抜きつ抜かれつの争いが起きやすいと紹介されています。
【箱根駅伝】今年もフリーザ軍団が!7区二宮町に襲来「良い年明け」新春の訪れを実感する人続出
— 日刊スポーツ (@nikkansports) 2024年1月3日
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前回の2026年1月3日も、9時半すぎには現地で観戦した人が、7区の二宮で応援するフリーザ軍団の動画を投稿していました。
箱根駅伝の名物!!
— ともや🐈🐾 (@tomoyapisuke) 2026年1月3日
7区二宮地点のフリーザ様軍団いらっしゃいました!!!🤣🤣
#箱根駅伝2026 pic.x.com/EAjxZKjjJV
2日の往路ではなく、3日の復路7区だけに現れるのがフリーザ軍団です。
箱根駅伝のフリーザ軍団の場所を選手が通る時間
場所が分かったところで、何時ごろ選手が通るのかを見ていきます。
前回(第102回)は、午前9時半ごろにフリーザ軍団が中継に映ったと報じられています。
箱根駅伝公式サイトの前回の区間記録では、7区の先頭の選手は小田原中継所を8時57分15秒に出発し、平塚中継所に10時00分04秒に着いていました。
最後のチームが平塚中継所に着いたのは10時16分06秒です。
主催の読売新聞は前回、7区の国府津駅前を9時25分ごろ、大磯警察署前を9時44分ごろに先頭が通ると予想していました。
二宮町の押切坂はこの2つの地点の間にあたり、先頭が通るのは9時半前後、最後のチームまで見届けるなら10時ごろまでが目安になります。
テレビで見たいなら、1月3日の9時20分ごろから7区の中継に注目しておくと見逃しにくくなります。
ほかの中継所や地点を選手が何時に通るかは、次の記事でまとめています。
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箱根駅伝の通過時間の目安は?地点別の時刻と最後尾が通るまでの時間
箱根駅伝の通過時間の目安を、往路・復路の中継所と主な地点ごとに紹介。前回大会の公式記録から、予想時刻とのずれや、先頭から最後尾までに何分かかるかも確かめ、沿道に着いておきたい時間を考えます。
箱根駅伝のフリーザ軍団の場所は中継所から何キロ?
現地で会いに行きたい人のために、場所をもう少し詳しく見ておきます。
フリーザ軍団がいる押切坂が中継所から何キロの地点かは公式には示されていませんが、小田原中継所からおよそ9〜16kmの区間にあたります。
主催の予想では、先頭は小田原中継所から28分ほどで国府津駅前、47分ほどで大磯警察署前を通ります。
選手の速さはおおむね時速20km(1kmをおよそ3分)なので、国府津駅前から大磯警察署前までは、小田原中継所からおよそ9kmから16kmの間と計算できます。
押切坂のある二宮町は、この区間の中にあります。
現地で見る場合、テレビに映る定点カメラの周りには人が集まります。
カナロコの取材では、メンバー自身が「定点カメラは毎年微妙に位置が変わる」と話していて、場所を決めるとすぐ沿道がギャラリーで埋まるとも語っています。
会いに行くなら、選手が来る9時半よりかなり早めに着いておき、軍団の近くでも車道に出ない場所から応援しましょう。
箱根駅伝のフリーザ軍団の正体
続いて、フリーザ軍団が何者なのかを見ていきます。
フリーザ軍団は、二宮町にゆかりのある男性5人組の応援グループで、一般の方々です。
カナロコは、フリーザ軍団を二宮町ゆかりの5人組として紹介しています。
メンバーは「二宮町に人を呼びたい」という思いで活動を続けていて、大会の運営に悪い影響が出ない限り続けていく考えだと伝えています。
日刊スポーツの記事によると、アニメ「ドラゴンボール」のフリーザに扮した白いタイツ姿で、流行のダンスを踊りながら選手に声援を送っています。
原作の鳥山明さんが亡くなったあとの2025年の大会では、リーダーが「僕らをつくってくれた鳥山明先生のいない初めてお正月。
さみしいです」と語りながら、選手の背中を押したいと話していました。
正体は芸能人でも大会関係者でもなく、地元を盛り上げたい一般の応援グループです。
箱根駅伝のフリーザ軍団はいつから?
正体と並んで気になるのが、いつから応援しているのかです。
フリーザ軍団は、リーダー1人の応援から始まり、2008年にフリーザを名乗って、2011年から5人体制になりました。
日刊スポーツによると、最初はリーダーが1人で押切坂の沿道に立っていました。
2006年には全身真っ黒の衣装で応援していましたが、黒は目立たないと分かり、2008年に白いタイツでフリーザを名乗るようになったといいます。
その後、2011年から軍団が5人体制になり、2018年からは「魔人ブウ」、2019年からは原作にはいないサケの切り身の化身「シャケーザ」も仲間に加わりました。
リーダーが黒い衣装で応援
当時は押切坂で1人で応援していました。
フリーザを名乗る
白いタイツが目を引くと考えたのがきっかけです。
5人体制になる
「フリーザ軍団」としての形ができました。
仲間が増える
魔人ブウ、シャケーザが加わりました。
沿道での応援を控える
新型コロナの影響で、沿道に集まらない形をとりました。
20年近く同じ坂で応援を続けてきたからこそ、今では7区を代表する名物になっています。
箱根駅伝のフリーザ軍団の場所がテレビに映らない年
毎年必ず映るとは限らない点も知っておきましょう。
2021年と2022年は、新型コロナの影響でフリーザ軍団が沿道での応援を控えていました。
日刊スポーツの記事によると、この2年は「集まりすぎると問題になる」として、沿道には出ず、本人たちの言い方では「宇宙船のモニターから」静かに観戦していたそうです。
また、テレビに映るかどうかは、定点カメラの位置や中継の切り替えにも左右されます。
メンバーがカメラの位置に合わせて立つ場所を工夫していても、レースの展開によっては映る時間が短くなることもあります。
中継で見逃したときは、当日のSNSやスポーツ紙のサイトに写真つきの記事が出ることが多いので、そちらで確かめられます。
箱根駅伝のフリーザ軍団の場所で守りたいマナー
最後に、現地で会いに行くときの注意です。
フリーザ軍団の近くで見るときも、箱根駅伝公式サイトが呼びかけている応援のルールは同じです。
公式サイトは、車道に出ず歩道から応援すること、選手は歩道寄りのぎりぎりを走ってくるので手を出したり身を乗り出したりしないこと、荷物を置いて場所取りをしないことを求めています。
脚立を使った応援、自撮り棒の利用、ドローンの飛行もできません。
日刊スポーツの記事では、フリーザ軍団と記念写真を撮るファンが絶えなかった様子も伝えられています。
写真を撮るのは選手が通り過ぎたあとにして、レース中は選手への声援を優先しましょう。
フリーザ軍団が長く応援を続けられるのも、周りの観客がルールを守っているからこそです。
7区以外で落ち着いて見られる場所は、次の記事でまとめています。
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箱根駅伝の観戦穴場はどこ?応援場所の選び方と区間ごとのおすすめ
箱根駅伝の観戦穴場を、公式の混雑予想と応援ルールをもとに往路・復路・都内に分けて紹介。混む場所の見分け方、大学を応援するときの旗のルール、何時間前に行けばいいか、持ち物や車で行くときの注意も確かめます。
箱根駅伝のフリーザ軍団の場所に関するよくある質問
フリーザ軍団は何区にいますか?
復路の7区(小田原中継所〜平塚中継所)です。往路の1月2日には登場しません。
フリーザ軍団がいる場所はどこですか?
神奈川県二宮町の押切坂付近、国道1号の沿道です。
何時ごろテレビに映りますか?
前回(2026年1月3日)は、午前9時半ごろ中継に映ったと報じられています。
中継所から何キロのあたりですか?
公式には示されていませんが、主催の予想時刻から計算すると、小田原中継所からおよそ9kmから16kmの間の区間にあたります。
フリーザ軍団の正体は誰ですか?
二宮町にゆかりのある男性5人組の応援グループで、一般の方々です。実名は公表されていません。
いつから応援しているのですか?
リーダー1人の応援から始まり、2008年にフリーザを名乗って、2011年から5人体制になりました。
映らない年もありますか?
2021年と2022年は、新型コロナの影響で沿道での応援を控えていました。カメラの位置や中継の切り替えによって、映る時間が短くなることもあります。
現地で一緒に写真を撮れますか?
記念写真を撮るファンも多いと報じられていますが、撮影は選手が通り過ぎたあとにし、レース中は選手への応援を優先しましょう。
まとめ
箱根駅伝のフリーザ軍団は、1月3日の復路7区、二宮町の押切坂付近で応援していて、前回は午前9時半ごろ中継に映りました。
先頭が小田原中継所を出るのは9時前なので、テレビなら9時20分ごろから7区の中継に注目しておくと見逃しにくくなります。
1人で始めた応援が、20年近く続くうちに箱根駅伝の風物詩になりました。
軍団が選んだ押切坂は、選手にとって足が止まりそうになる上り坂です。
白いタイツの一団が画面に映ったら、その後ろで苦しい坂を上っていく7区の選手たちにも目を向けてみると、中継の見え方が少し変わるかもしれません。