やわらかいスクイーズを握っていると、「これ、自分でも作れるのかな」と思うことがあります。
実際に検索してみると作り方の動画はたくさん出てくるのに、いざ始めようとすると「うちにその材料がない」で止まってしまいがちです。
この記事にはカッターやはさみを使う手順が出てきます。
小学生以下のお子さんは、必ず保護者の方と一緒に作業してください。
まずは、そもそも家にあるものだけで作れるのかというところから見ていきましょう。
スクイーズは家にあるもので作れる?
いちばん気になるところからお答えします。
スクイーズは、台所用スポンジと粘土という2つの材料があれば家で作れます。
特別な道具は必要なく、あとははさみとアクリル絵の具、木工用ボンドがあれば形になります。
スクイーズは「押しつぶす」という意味の英語で、握ったあとにゆっくり形が戻る感触が楽しまれているおもちゃです。
この「ゆっくり戻る」を作っているのが中のスポンジなので、芯になる素材さえ用意できれば、あとは見た目を作る作業になります。
つまり、家にあるかどうかで分かれるのは実質「スポンジ」と「粘土」の2つだけです。
ここさえ何とかなれば作り始められます。
スクイーズの材料はどこで買える?
足りないものがあった場合、どこで買えるのかも確認しておきましょう。
スクイーズの材料は、ダイソーやセリアなどの100円ショップでひととおりそろいます。
実際に100均の材料だけで作った人の記録を見ると、メラミンスポンジと樹脂粘土はセリア、アクリル絵の具はダイソーという組み合わせがよく使われています。
手芸コーナーには「エンジェルクレイ」という軽くて伸びやすい粘土も置かれていて、スクイーズ作りではこれを使う人が多い印象です。
全部そろえても数百円で収まるので、まず一度作ってみて感触を確かめる分には負担になりません。
ただ、買いに行く前に家の中を見てみると、意外と代わりになるものが見つかります。
店別の買い物リストと、混ぜて流すだけの専用液については下記の記事で解説しています。
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スクイーズの作り方は100均で完結|店別の買い物リストと選び方
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スポンジが家にないときの代用
続いて、芯になるスポンジが手元にない場合です。
スポンジの代わりには、メラミンスポンジ・化粧パフ・メイク用のスポンジなどが使えます。
芯に求められているのは「握ると縮んで、離すとゆっくり戻る」という性質だけなので、この動きをするものであれば台所用スポンジでなくても構いません。
実際、作り方を公開している人たちも素材はかなりバラバラで、それぞれ手触りが変わります。
素材によって、できあがりの「戻る速さ」が変わります。
ゆっくり戻る低反発の感触が好きなら化粧パフや低反発ウレタン、しっかり弾む感じが好きなら台所用スポンジ、と選び分けるとイメージに近づきます。
切るのが面倒な場合の選び方も含め、スポンジがないときの代用は下記の記事で詳しく解説しています。
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スクイーズの作り方はスポンジなしでも可能|代用素材と感触の違い
スクイーズをスポンジなしで作る方法を解説。化粧パフや低反発ウレタンなどの代用素材、風船やビニール袋を使う方法との感触の違い、切らずに作るコツまで紹介します。
粘土が家にないときの代用
もうひとつの壁が粘土です。
エンジェルクレイのような専用の粘土は、家に常備している人のほうが少ないと思います。
粘土がない場合は、ラップや薄手のビニールでスポンジを包む方法があります。
粘土の役割は「スポンジの表面をつるっとさせて、握ったときの手触りを変えること」なので、表面を覆えるものであれば代わりになります。
ラップで包む作り方は実際に多く紹介されていて、粘土を使うより手順が短く、乾燥を待つ必要もありません。
ラップやビニールで包む場合は、空気が入らないようにしっかり密閉するのがコツです。
すき間があると握ったときに音が鳴ったり、形が崩れたりします。
手軽さで言えばこの方法がいちばん失敗しにくく、初めて作るならここから始めるのが安心です。
粘土を使うと固くなるのが心配という場合の選び方も含め、下記の記事でまとめています。
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スクイーズの作り方は粘土なしでもOK|代用と固くならない選び方
スクイーズを粘土なしで作る方法を解説。ラップやヘアスプレーで代用する手順、方法ごとの手触りの違い、固くならない粘土の選び方までまとめて紹介します。
基本の作り方と安全に進めるための注意

材料がそろったところで、実際の手順を見ていきます。
この工程にはカッターではさみを使う場面があるため、小学生以下のお子さんは必ず保護者の方と一緒に作業してください。
学研キッズネットでも、スポンジを使ったスクイーズ作りについて「おうちの人といっしょに作業し、手を切らないように注意する」「低学年は大人に実施してもらう」と案内されています。
スポンジをやすりで削る工程を入れる場合は、細かい粉が舞うのでマスクを着けることもすすめられています。
粘土の厚みは5〜8mmが目安です。
薄すぎると包んでいる途中で破れ、厚すぎると乾いたときに固くなります。
着色は一度で仕上げようとせず、薄く塗って乾かす、をくり返すほうがきれいに色が乗ります。
もっと簡単に作りたいときの方法

粘土もラップも使わず、もっと手早く作りたいときの方法もあります。
風船に小麦粉や片栗粉をつめる作り方なら、切ったり乾かしたりせずに数分で作れます。
ゴム風船の口をペットボトルの上半分などで広げて、そこから粉を流し込み、口を結ぶだけです。
中身の粉によって手触りが変わり、片栗粉ならきゅっと締まった感じ、小麦粉ならさらっとした感じになります。
小さなお子さんと一緒に作るなら、この方法がいちばん安全です。
なお、折り紙やティッシュを使った作り方もよく検索されていますが、こちらは折る手順そのものが見どころなので、文章より動画で確認したほうが分かりやすい種類の作り方です。
目で追いながら真似できるものを探してみてください。
スクイーズがうまく作れない原因
作ってみたものの、思っていた感触にならなかったという声はよく見かけます。
うまくいかない原因のほとんどは、粘土の厚さと乾かし方に原因があります。
実際に作った人の記録を読むと、
「完成品が想像以上に固くなり、むにゅむにゅ感が失われた」
「厚く塗ったらエンジェルクレイが硬化してしまった」といった失敗が別々の人から報告されています。
どちらも原因は同じで、粘土を厚く盛りすぎたことです。
まとめると、スクイーズ作りで差が出るのは器用さではなく「薄く、ゆっくり」を守れるかどうかです。
急いで厚く盛って早く乾かそうとすると、ほぼ確実に固い塊になります。
もっと本格的に作りたいときの材料
基本に慣れてくると、市販品に近い質感を出したくなってきます。
本格的に仕上げるなら、表面をコーティングする専用の液や、ロウを使う作り方があります。
木工用ボンドを2〜3回重ね塗りしてコーティングする方法は道具が増えず手軽です。
もう一段上を目指すなら、手芸店や通販で手に入るスクイーズ用のコーティング液や、シリコン素材を使う方法もあります。
握ったときにパキパキと音が鳴るタイプは、ロウを溶かして作るまったく別の作り方になります。
ロウを使う作り方は火や熱を扱うため、これまでの手順とは危険度がまったく違います。
挑戦する場合は、年齢にかかわらず必ず大人が付き添って進めてください。
パキパキ音が鳴るタイプの作り方と、火を使わない代わりの方法は下記の記事で解説しています。
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作ったスクイーズを長持ちさせるには
せっかく作ったものは、できるだけきれいなまま置いておきたいところです。
手作りのスクイーズは市販品より傷みやすいので、直射日光と湿気を避けて保管してください。
手の皮脂やほこりが付くと表面がべたついてきます。
気になってきたら、やわらかい布で軽く拭き、しっかり乾かしてからしまうと持ちがよくなります。
表面がべたつくときにベビーパウダーなどの粉をなじませる方法もあり、これは市販のスクイーズでも使われている手入れの仕方です。
粉の種類による違いや、市販のスクイーズを袋から出したときに起きることについては、下記の記事で詳しく解説しています。
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よくある質問
スクイーズは家にあるものだけで作れますか?
作れます。台所用スポンジと粘土があれば基本の形になり、粘土がなければラップで包む方法もあります。
スポンジがない場合は何を使えばいいですか?
メラミンスポンジ、化粧パフ、メイク用スポンジ、低反発ウレタンなどが代わりになります。握ると縮んで戻るものであれば使えます。
粘土がないときはどうすればいいですか?
ラップや薄手のビニール袋でスポンジを包む方法があります。乾燥を待たなくていいので、いちばん手早く作れます。
粘土はどのくらいの厚さにすればいいですか?
5〜8mmが目安です。薄いと破れ、厚いと乾いたときに固くなります。
どのくらいで乾きますか?
半日ほどで表面が乾き、完全に乾くまでは1〜2日かかります。
作ったら固くなってしまうのはなぜですか?
粘土を厚く盛りすぎている可能性が高いです。厚みがあると乾いたときに全体が硬化して、握っても縮まなくなります。
材料は100均でそろいますか?
そろいます。メラミンスポンジと樹脂粘土はセリア、アクリル絵の具はダイソーで買ったという記録がよく見られます。
小さい子どもと一緒に作れますか?
風船に粉を入れる作り方なら刃物を使わないので作れます。ただし粉の誤飲や小麦アレルギーには注意し、必ずそばで見守ってください。
カッターは必ず必要ですか?
必須ではありません。はさみだけでも形は作れます。カッターを使う場合は小学生以下は保護者と一緒に作業してください。
折り紙やティッシュでも作れますか?
作れます。ただし折る手順が中心になるため、文章より動画で確認したほうが分かりやすい作り方です。
まとめ
スクイーズ作りで本当に必要なのは、握ると戻る芯と、表面を覆うものの2つだけです。
台所用スポンジと粘土がそろっていればそのまま作れますし、なければメラミンスポンジや化粧パフ、ラップや薄手のビニールで置き換えられます。
「家にあるもので作れますか」という問いへの答えは、材料の名前ではなく役割で考えれば見えてきます。
そして、うまくいかない理由もほとんど共通しています。
粘土を厚く盛りすぎて固くなる、急いで乾かして色がまだらになる。
器用さの問題ではなく、薄く塗ってゆっくり乾かすという一点を守れるかどうかで仕上がりが変わります。
刃物を使う工程がある以上、小学生以下のお子さんは保護者の方と一緒に進めてください。
ロウを溶かして作るタイプに挑戦するなら、なおさら大人の付き添いが要ります。
安全を確保したうえでなら、数百円と半日の乾燥時間で、自分だけの手触りを作ることができます。