お正月に年賀状が届くのはうれしいもの。
でも、「今からはがきを買って、一枚ずつ書くのはちょっと大変…」と思ってしまうこともありますよね。
何日までに返せばいいのか、LINEで済ませても失礼にならないのかも気になるところです。
結論からお伝えすると、
年賀状の返信がめんどくさいときは、相手との関係に合わせて、はがき・LINE・メールから返し方を選んで大丈夫です。
全員に同じ形で返す必要はありません。
この記事は、日本郵便の公式サイト、フタバ株式会社の公式発表、および印刷会社の公式案内をもとに整理しています。
まずは、「めんどくさい」と感じる自分を責めなくていい理由から見ていきましょう。
年賀状の返信がめんどくさいのは失礼?
最初に、「返信が面倒」と感じることそのものについて考えてみます。
年賀状が届いてうれしいのに、返信の準備が負担に感じる。それはごく自然な気持ちです。
年賀状を返すには、はがきを用意して、住所を確かめて、文章を考えて、ポストに出しに行って…と、思った以上に手間がかかりますよね。
普段はLINEでやり取りしている相手からはがきが届くと、「こちらもはがきで返すべき?」と迷ってしまうのも無理はありません。
フタバ株式会社が2025年12月に行った調査では、年賀状をやり取りしたことがある200人のうち、届いた年賀状に返信しなかった経験がある人は71.5%いました。
返さなかったことに、少し後ろめたさを感じた人もいたそうです。
返信に迷うのは、あなただけではないんですね。
大切なのは「自分が失礼かどうか」より、相手にどう気持ちを伝えるかです。
返事を短くすることと、相手を大事に思っていないことは、まったく別の話ですよ。
一度に全員へ返そうとせず、返したい相手から順番に決めていけば十分です。
年賀状を返す相手はどう決める?
続いて、相手ごとに返し方を分けて考えてみましょう。
普段どんな付き合いをしているか、これからも年賀状を続けたいかで考えると、返す相手を決めやすくなります。
毎年手書きで近況を添えてくれる親戚や、お世話になった年上の方には、はがきで返すと気持ちが伝わりやすいでしょう。
一方、普段からLINEで話している友人なら、LINEで「年賀状ありがとう」と伝えるのも自然です。
仕事関係の相手なら、職場のやり方や相手との距離感に合わせると安心ですね。
印刷だけの年賀状と、手書きで近況を書いてくれた年賀状では、返事にかけたい時間も違って当然です。
どちらにも感謝は伝えられますが、同じ長さの文章を書かなくても大丈夫。
「返さない」という選び方もあります。
ただ、毎年やり取りしている近しい相手に何も伝えないと、「何かあったのかな」と心配させてしまうかもしれません。
年賀状を続けないなら、別の機会に一言連絡を入れておくと気まずくなりにくいですよ。
相手をひとまとめにせず考えるだけで、返信の負担も「失礼かも」という不安も軽くなります。
年賀状の返信はLINEやメールでもいい?
はがきを用意するのが難しいときは、LINEやメールで返す方法もあります。
普段からLINEやメールで連絡を取り合っている相手なら、そこでお礼と新年の挨拶を伝えても大丈夫です。
ただ、新年のスタンプだけを送るより、「年賀状ありがとう」と一言添えると、ちゃんと届いたことが相手に伝わります。
近況を書いてくれていたなら、その内容に少し触れるとぐっと自然になりますね。
長い文章を考える必要はありません。
一方で、連絡先を知らない親戚や、手紙のやり取りを大切にしている方には、はがきのほうが合うこともあります。
相手がLINEを使っているからといって、必ずLINEがいいとは限らないんです。
相手の顔を思い浮かべながら、合いそうな方法を選んでみてください。
年始の忙しい時期に何枚も書くのがつらいなら、連絡がつく人にだけ先にお礼を伝えておくのもひとつの手です。
それだけでも、気持ちがずいぶん楽になるはずですよ。
はがきかどうかより、「届いたよ、ありがとう」が相手に伝わることのほうが大切です。
年賀状の返信はいつまでに出す?
返し方が決まったら、次に気になるのが「いつまでに出せばいいのか」ですよね。
年賀状として返すなら、相手の住む地域の松の内に届くよう、早めに出すと安心です。
松の内は一般的に1月7日までで、地域によっては15日までとするところもあります。
出した日ではなく相手に届く日で考えたいので、年賀状を受け取ったら、なるべく早めに準備を始めておきましょう。
うっかり松の内を過ぎてしまっても、あきらめなくて大丈夫。
その場合は年賀状ではなく、寒中見舞いとして挨拶を送れます。
遅くなったことを長々と謝るより、年賀状へのお礼と相手の体調を気づかう言葉を添えるほうが、受け取った人もうれしいものです。
喪中の場合も、年賀状ではなく寒中見舞いで返すと分かりやすいでしょう。
松の内の考え方は地域や家庭によって違うこともあります。
迷ったら「1月7日ごろまで」を目安にして、それを過ぎたら寒中見舞いに切り替えると覚えておくと便利ですよ。
時期を逃してしまっても、その時期に合った挨拶を選べば、気持ちはきちんと伝わります。
松の内を過ぎてからLINEやメールで返すときの文例や時期は、寒中見舞いの返事として次の記事でまとめています。
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寒中見舞いの返事はラインでいい?返していい相手と時期と例文
寒中見舞いの返事はラインでいいのか、返していい相手とはがきにしたい相手を分けて整理しました。返事が必要なケース、2027年の立春までの返す時期、友人・家族・喪中の相手に送れるLINEの例文と避けたい言葉もまとめています。
年賀状の返信に使える短い文例
ここからは、書き出しに迷ったときにそのまま使える文例を紹介します。
短い文章でも、「ありがとう」の気持ちと相手を思う一言があれば、十分に丁寧な返事になります。
親戚に年賀状で返すなら、「年賀状をありがとうございました。
ご家族の皆さまはお変わりありませんか。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。」といった文章が使えます。
ここに近況を一文添えるだけで、ぐっと温かみのある返事になりますよ。
友人へのLINEなら、「年賀状ありがとう!写真を見て元気そうでうれしかったよ。
今年もよろしくね。」くらいで十分です。
相手が書いてくれた内容に触れられるなら、その一言を入れてみてください。
寒中見舞いなら、「寒中お見舞い申し上げます。
ご丁寧な年賀状をありがとうございました。
ご挨拶が遅くなりましたが、本年もよろしくお願いいたします。」と書けます。
自分や相手が喪中のときは、「おめでとう」などのお祝いの言葉を避けた文章にしておきましょう。
同じ文例でも、相手ごとに一言だけ変えてみると、短い返事でもその人に向けた挨拶になります。
年賀状を来年から減らしたいときは?
毎年返信のたびに困ってしまうなら、来年からのやり取りも少し考えておきましょう。
年賀状を減らしたいなら、今年の返信に「来年からは別の方法でご挨拶します」と添えておくのがおすすめです。
ある年から急に何も返さなくなるより、「来年からは年始のご挨拶をLINEでお送りしますね」「今後は年賀状でのご挨拶を控えさせていただきます」と一言伝えておくほうが、相手も事情を分かってくれます。
相手の年賀状が負担だった、と書く必要はありません。
普段から連絡を取っている人とは、年明けにLINEで一度話すだけでも関係は続いていきます。
一方、年賀状だけでつながっている人には、やめる前に少し丁寧な言葉を添えておきたいところですね。
全員と一度にやめる必要もないので、これからも続けたい相手だけ残すこともできます。
年賀状を出していなかったのに届いた場合は
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年賀状をもらったのに出さないのは失礼?届いた後の返し方と文例
年賀状をもらったのに出さないままだと、送った相手を心配させることがあります。1月7日までは年賀状、過ぎたら寒中見舞いで返すのが目安です。相手別の文例、LINEで返すとき、喪中や年賀状をやめたいときの返し方もまとめました。
年賀状じまいを伝えていたのに届いた場合は
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年賀状をやめたのに届いたら?返事はいるかと気まずくならない返し方
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でも、それぞれの状況に合わせた返し方を紹介しています。
今年の返信を「来年はどうしたいか」を伝えるきっかけにすれば、毎年同じことで悩まずに済みます。
自分から年賀状を出すのをやめたいときの考え方は、次の記事も参考になります。
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年賀状の返信でよくある質問
年賀状が来ても返さないのは失礼ですか?
相手との関係によります。必ず返さなければいけない決まりはありませんが、毎年やり取りしている近しい人には、短い連絡を入れておくと安心です。
印刷だけの年賀状にも返すべきですか?
印刷だけかどうかで決めなくても大丈夫です。これからも付き合いを続けたいかどうかで考えてみてください。
LINEで年賀状のお礼を伝えてもいいですか?
普段LINEで連絡を取っている相手なら自然ですよ。「年賀状ありがとう」と、受け取ったことが伝わる一言を添えましょう。
年賀状の返信は1月7日を過ぎたらだめですか?
返事はできます。松の内を過ぎたら、寒中見舞いとして挨拶を送るとよいでしょう。地域によっては松の内を15日までとするところもあります。
返信が遅れた理由は書くべきですか?
詳しい言い訳はなくても大丈夫です。「ご挨拶が遅くなりましたが」と添えて、お礼と新年の挨拶を伝えましょう。
来年から年賀状を送ってほしくない場合は?
「今後は年賀状でのご挨拶を控えます」と、自分の方針として伝えるのがおすすめです。相手を責めない言い方にすると、受け取る側も気が楽になります。
まとめ
年賀状の返信がめんどくさいと感じたら、まずは返す相手を決めて、はがき・LINE・メールの中から相手に合う方法を選んでみてください。
年賀状として返すなら松の内を目安にして、過ぎてしまったら寒中見舞いに切り替えれば大丈夫です。
長い文章よりも、受け取ったお礼と相手に合った一言のほうが、ずっと心に残ります。
来年から年賀状を減らしたいなら、今年の返信でさりげなく伝えておくと、次のお正月はもう少し気楽に迎えられるかもしれませんね。