立秋は暦の上で秋が始まる日ですが、実際にはまだまだ暑さが厳しい時期でもあります。
この記事では、立秋の頃に避けたほうがよいとされる行動や、その理由、逆におすすめの過ごし方までまとめて解説します。
まずは、立秋がどんな日とされているのかから見ていきましょう。
立秋とは?2026年はいつ?
結論からお伝えします。
立秋は二十四節気の一つで暦の上での秋の始まりとされる日で、2026年は8月7日ごろです。
古代中国で作られた二十四節気は平安時代に日本へ伝わったとされ、立秋はその中でも「八節」と呼ばれる重要な節目の一つに数えられています。
立秋にやってはいけないことは?
ここからは、立秋の頃に避けたほうがよい行動を見ていきましょう。
立秋を過ぎても暑中見舞いを送り続けること、暦の上の秋という言葉に油断して暑さ対策を怠ることは避けたほうがよいとされています。
以下で、それぞれの理由を詳しく見ていきましょう。
立秋を過ぎても「暑中見舞い」を送ってしまう
立秋を境に、季節の挨拶状は「暑中見舞い」から「残暑見舞い」に切り替えるのがマナーとされています。
暑中見舞いは「もっとも暑い時期のお見舞い」という位置づけのため、暦の上で秋になった立秋以降も暑中見舞いのまま送ってしまうと、季節感のズレとして受け取られることがあります。
「もう秋」と油断して熱中症対策を怠る
立秋という言葉から「もう暑さのピークは過ぎた」と油断してしまいがちですが、実際には一年でもっとも気温が高くなる時期と重なることが多く、熱中症対策を怠るのは危険です。
暦の上の季節と実際の気候にはズレがあることを理解し、言葉のイメージに惑わされず対策を続けることが大切です。
梅雨明けの発表を待たずに夏の予定を詰め込みすぎる
気象庁では、立秋までに梅雨明けが発表されない場合「梅雨明けなし」として扱われることがあり、この時期は天候が安定しないこともあるため、屋外の予定を詰め込みすぎるのは避けたほうが無難です。
天候の急変に備え、予定には余裕を持たせておくと安心です。
なぜ立秋にNG行動があると言われるの?
ここで、そもそもなぜこうしたNG行動が語られるのか、背景を整理しておきましょう。
立秋のNG行動の多くは、スピリチュアルな言い伝えというより、「暦の上の季節」と「実際の気候」のズレから生じるマナー違反や油断への注意喚起です。
立春のような運気の言い伝えとは異なり、立秋のNGは実際の気候とのギャップに由来する、実用的な注意点である点が特徴です。
立秋にやるといいことは?
NG行動を避けるだけでなく、立秋には意識して取り入れたい過ごし方もあります。
立秋には、季節の挨拶状を残暑見舞いに切り替える、引き続き暑さ対策を続ける、秋の気配を感じる行事を楽しむといった過ごし方がおすすめとされています。
暦の上の秋を意識しつつも、実際の気候に合わせて柔軟に対応することが、立秋を上手に過ごすコツといえるでしょう。
立秋の頃に行われる主な行事
立秋の期間には、季節を感じさせる行事も数多く行われます。
立秋の時期はお盆と重なることが多く、全国各地で先祖供養の行事や夏を締めくくる祭りが行われます。
こうした行事の多くは旧暦の名残から8月に行われており、暦の上では秋でも、実際には夏の行事が続く時期であることがうかがえます。
季節の挨拶状のマナーもあわせて確認
暑中見舞い・残暑見舞いのマナーについて、もう少し詳しく見ておきましょう。
暑中見舞いは梅雨明けから立秋前日まで、残暑見舞いは立秋から8月末ごろまでに送るのが一般的な目安とされています。
送るタイミングを誤ってしまっても、一言お詫びを添えれば大きな失礼にはあたらないとされているため、あまり神経質になりすぎる必要はありません。
立秋と同じ「二十四節気の節目」にあたる立春・立夏・立冬にも、それぞれ異なる注意点があります。
あわせて確認してみてください。
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立秋にやってはいけないことに関するよくある質問
2026年の立秋はいつですか?
2026年の立秋は8月7日ごろです。次の節気「処暑」の前日までの期間を指すこともあります。
立秋のNGは立春のようなスピリチュアルな決まりごとですか?
立春のような運気の言い伝えとは異なり、立秋のNGは季節の挨拶状のマナーや、暑さ対策の油断に関する実用的な注意点が中心です。
暑中見舞いと残暑見舞い、どちらを送ればいいか迷ったときは?
立秋(8月7日ごろ)を境に判断するのが基本です。立秋より前なら暑中見舞い、立秋以降なら残暑見舞いを選びましょう。
立秋は秋分の日と同じ意味ですか?
異なります。立秋は暦の上での「秋の始まり」、秋分の日は昼と夜の長さがほぼ同じになる日で、時期も意味も別のものです。
立秋を過ぎても暑い日が続くのはなぜですか?
二十四節気は暦の上の目安であり、実際の気候とは必ずしも一致しないためです。統計的にも立秋後しばらくは厳しい残暑が続く年が多く見られます。
立秋の頃に行われる行事にはどんなものがありますか?
お盆や仙台七夕まつり、京都の五山送り火などが立秋の期間と重なって行われることが多いとされています。
梅雨明けが遅れた年、立秋との関係はどうなりますか?
気象庁では、立秋までに梅雨明けの発表がない場合「梅雨明けなし」として扱われることがあり、季節の判定基準の一つになっています。
残暑見舞いはいつまでに送ればいいですか?
一般的には8月末から9月上旬ごろまでに送るのがよいとされています。詳しい時期は別記事でも解説しています。
立秋はどうやって決められているのですか?
立春と同じく、太陽の動きをもとにした二十四節気の一つで、国立天文台の観測にもとづいて毎年の日付が発表されます。
立秋の頃、熱中症対策で特に気をつけることはありますか?
「暦の上ではもう秋」という油断が一番の落とし穴です。日中の気温や湿度は真夏とほとんど変わらないため、こまめな水分・塩分補給を続けることが大切です。
立秋という言葉自体はいつから使われているのですか?
二十四節気は古代中国で農業の目安として作られ、平安時代に日本へ伝わったとされています。立秋もその一つとして古くから使われてきた言葉です。
まとめ
立秋は二十四節気の一つで暦の上での秋の始まりとされる日で、立秋を過ぎても暑中見舞いを送り続けることや、「もう秋」と油断して暑さ対策を怠ることは避けたほうがよいとされています。
背景には、暦の上の季節と実際の気候のズレがあり、立春のようなスピリチュアルな言い伝えというより、季節の挨拶状のマナーや熱中症対策に関わる実用的な注意点である点が特徴です。
季節の挨拶状を残暑見舞いに切り替えつつ、実際の気候に合わせて暑さ対策を続け、秋の気配を少しずつ楽しんでみてください。
お盆や夏祭りなど、家族や地域で過ごす行事も多い時期だからこそ、暦の言葉に惑わされず、体調第一で立秋を乗り切りましょう。